日本プライマリ・ケア連合学会 第19回九州支部総会・学術大会

市民公開講座(基調講演)▷ ページを更新する

参加無料

事前予約不要

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本会の基調講演3本と大会長講演を全て公開講座として公開いたします。どなたでも聴講できます。

基調講演1(公開市民講座) 1月11日(土)14:30~15:30

山口 育子 先生

ささえあい医療人権センターCOML(コムル)理事長

患者と医療者が協働できる医療

山口育子さんは、認定NPO法人COMLの代表として、患者と医師の協働を推進する先駆者でいらっしゃいます。山口さんのリーダーシップの下、COMLは多くの医療関係者や患者と連携し、医療における情報共有や患者の意見を尊重することで、より良い医療環境を実現する活動を展開されています。この度、「患者と医療者が協働できる医療」と題して、ご講演いただくことになりました。本学会のテーマ「対話と共創のプライマリ・ケア」をより深める機会となると存じます。皆様のご参加お待ちしています。

講師プロフイール

1965年 大阪市生まれ。
自らの患者体験から、患者の自立と主体的な医療への参加の必要性を痛感していた
1991年11月 COMLと出合う。活動趣旨に共感し、
1992年2月 COMLのスタッフとなり、相談、編集、渉外などを担当。
2002年4月 法人化したNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長を経て、
2011年8月理事長に就任。
社会保障審議会医療部会をはじめとする数多くの厚生労働省審議会・検討会の委員を務めている。
2018年6月20日『賢い患者』(岩波新書)刊行。
広島大学歯学部客員教授。
ラジオNIKKEI「賢い患者になろう!」パーソナリティ(毎月第4金曜 17:20~17:40)。

基調講演2(公開市民講座) 1月12日(日)10:00~11:00

横倉 義典 先生

社会医療法人 弘恵会 ヨコクラ病院 院長

地方民間病院は地域の拠り所であれ

日本の地域医療を長年にわたり牽引されてきたヨコクラ病院の院長であり、福岡県医師会の理事としてもご活躍されている横倉義典先生をお招きし、今後の福岡・九州における医療の展望についてご講演いただけることとなりました。ぜひ、学会活動の参考にさせていただきたく、今回のご講演をお願いした次第です。ヨコクラ病院は、診療や治療はもちろん、看護、薬の処方、療養指導や相談など、一般的な診療サービスのほとんどを提供する在宅療養支援病院でもあります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

講師プロフイール

平成21年4月 ドイツ連邦共和国 ミュンスター大学血管外科
St.Franziskus病院留学
平成22年4月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院勤務
平成24年4月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院院長代行
平成27年12月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院院長
平成28年5月 一般社団法人福岡県私設病院協会理事
平成28年6月 一般社団法人大牟田医師会理事
平成29年5月 一般社団法人福岡県医療法人協会理事
平成30年6月 公益社団法人福岡県病院協会理事
令和2年6月 公益社団法人福岡県医師会理事

基調講演3(公開市民講座) 1月12日(日)13:00~14:00

松田 晋哉 先生

産業医科大学医学部 公衆衛生学教室 教授

九州地方のDPCデータに基づく
今後の医療展望とプライマリケアの果たす役割

少子高齢化×医療の高度化×人口減少が進む中、医療提供体制をどのように構築してゆくのか。その土台として何が必要なのか。国の制度・政策を知り、医療公開データを活用する事で多くの事実を可視化し、解釈する事で私たちがすべきことが見えてきます。
この度、膨大なデータを元にして地域の医療診断をされている松田教授に、九州地方の診断を行なっていただくことになりました! 是非この機会にご参加頂き、皆様のこれからのご活動のお役に立てれば幸いです。

講師プロフイール

1960年 岩手県生まれ.
1985年 産業医科大学医学部卒業.
1991年~1992年 フランス政府給費留学生.
1992年 フランス国立公衆衛生学校卒業.
1993年 京都大学 博士号(医学)取得.
産業医科大学医学部公衆衛生学講師を経て、
現在産業医 科大学医学部公衆衛生学教授.

専門領域:公衆衛生学(保健医療システム、医療経済、産業保健).

■ 主な著書
「地域医療構想のデータをどう活用するか」
「地域医療構想をどう策定するか」
「医療のなにが問題なのか:超高齢社会日本の医療モデル」
「介護予防入門」他

大会長講演(公開市民講座) 1月12日(日)12:00~12:50

本村 和久 先生

日本プライマリ・ケア連合学会 福岡県支部長 まどかファミリークリニック

対話と共創のプライマリ・ケア
ー離島医療・地域医療から学んだことー

沖縄で20年余り、さらに地元福岡に来て3年間、地域医療・離島医療に関わってきました。現場での実体験をもとに、沖縄における戦後の医療者確保の歴史も絡めながら、「対話と共創」をテーマにお話したいと存じます。いままでの経験を通じて、地域医療における課題とその解決の鍵となる医療者と患者、さらには地域全体との協力と共創について掘り下げることができればと思っております。

講師プロフイール

1968年 福岡市東区生まれ
1997年 沖縄県立中部病院プライマリ・ケア医コース
1999年 伊平屋診療所勤務(離島診療所)
2002年 沖縄県立宮古病院内科医(離島中核病院)
2003年 沖縄県立中部病院
2005年 津堅診療所勤務(離島診療所)
2006年 王子生協病院
2008年 沖縄県立中部病院総合診療科
2022年 まどかファミリークリニック

抄録集(PDF)

大会事務局

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